地上から家の屋根を眺めてみたときに、塗装の剥がれが気になってしまうことはありませんか？または、塗装の剥がれについて業者に指摘されたけれど、本当に修繕する必要があるのかと悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、屋根塗装が剥がれてしまう原因や、修繕方法について紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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屋根塗装が剥がれる原因は？

ここでは屋根塗装が剥がれる点について紹介します。

経年劣化によるもの

雨風や紫外線から私たちの暮らしを守ってくれている屋根は、365日さまざまなダメージにさらされています。住んでいる土地の環境や気候によっても劣化の速さは異なりますが、どのような屋根材や塗料を使用しても経年劣化は必ず起きるものです。塗装のひび割れや膨れ、チョーキングなど、さまざまな劣化症状が起こりますが、その一つとして屋根塗装が剥がれてしまうことがあります。

施工不良の可能性も

屋根塗装をしてからまだ一年しか経っていないのに、塗装が剥がれてしまった…という場合には、業者による施工不良の可能性も考えられます。

例えば下地の強度が不足していた場合や、塗料同士の相性が悪かった場合、完全に乾いていない塗料に上塗りしてしまうようなケースなど、施工時のミスから塗装が剥がれ落ちてしまうことがあります。保証範囲内であればほとんどの場合、無償で修繕をしてもらえるため、このような場合にはできるだけ早く、施工を依頼した業者に相談してみましょう。後々どのようなトラブルがあるかわからないため、工事の期間が終わっても、契約書や保証書は大切に保管しておくことをおすすめします。

屋根塗装が剝がれない屋根材とは？

さまざまな種類がある屋根材には、塗装が剥がれてしまうのと剥がれないものが存在します。その違いはずばり、屋根に塗装が施されているかどうかです。塗装が施されている場合には、劣化を放置しておくと必ず剥がれが生じます。塗装の剥がれが気になってしまうという方は、塗装をする必要がない粘土瓦がおすすめです。屋根材には、種類による特徴や、それぞれのメリット・デメリットがあるため、正しい知識をつけた上で慎重に選んでくださいね。

屋根塗装の修繕方法と費用相場を紹介

屋根塗装が剥がれてしまった場合には、塗り直す必要があるのですが、ダメージの進行具合によって全面的に補修を行うのか、または部分的な補修を行うかを選択します。全面的に乗り換えを行うときの予算は、40〜60万円程度です。部分的な補修で済む場合には、剥がれの状態や範囲にもよりますが、8万円〜が相場です。その他にも足場代などがかかってくるので、最終的な費用は業者にしっかり確認しておきましょう。

保証期間内であったり、業者による施工不良であったりする場合には、ほとんどの場合無償で修繕してもらえます。屋根塗装の契約をする際には、補償内容や契約内容を隅々まで確認しておいてください。

屋根塗装の剥がれを見つけたときには早めの修繕を

屋根塗装が剥がれている場合、塗装の劣化は徐々に進んでいっています。劣化を放置してしまうと、塗装が剥がれたりひび割れが起きたりした部分において、雨や紫外線等の外部の影響を直に受けてしまいます。屋根の内部まで侵食してしまい取り返しのつかないことになる前に、できるだけ早く修繕しましょう。劣化の少ない段階であれば、思ったよりも少ない金額で補修してもらえる可能性もありますよ。

まとめ

いかがでしたか。屋根塗装が剥がれてしまう原因や、修繕方法について紹介しました。屋根塗装の剥がれが見つかっても、そんなに急いで修繕する必要があるのかと考えて、つい先延ばしにしてしまいますよね。塗装部分の傷みや損傷がまだ小さい段階では、小さな工事や比較的安い値段で済むこともあるので、早めの対策が必要です。家の内部まで傷み、取り返しのつかない事態になる前に、早めに業者に診断してもらいましょう。