外壁塗装が剥がれた!原因と対処法を徹底解説
外壁塗装から時間が経つと、どうしても目立ってきてしまう塗装の剥がれ。剥がれ方が汚いと美観も損なってしまうため、できるだけ長くきれいな状態を保ちたいものですよね。この記事では、塗装が剥がれてしまう原因や、外壁塗装が剥がれてしまったときの対処法を紹介します。最近外壁の剥がれが気になっているという方や、次はいつ塗装工事を行えばいいのかわからないという方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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外壁塗装に使用する塗料の耐用年数は?
外壁塗装に使用する塗料によって、素材や成分の配合量が違うため、施工してからの耐用年数も異なります。アクリル塗料を使った塗装の耐用年数が最も短く、5年~7年程度だといわれています。それ以外のものであれば、10年程度ごとに見直しをして、状態を見ながらメンテナンス時期を考えることをおすすめします。
外壁塗装が剥がれてしまう原因
塗装が剥がれてしまう原因は、実にさまざまです。ここでは、外壁塗装が剥がれてしまう原因を紹介します。
施工不良の可能性
塗装工事を行ってから一年以内に剥がれてしまった場合には、施工不良であった可能性が考えられます。洗浄や下地処理の不足、洗浄した後の乾燥不足や塗布量を誤ったケースなど、さまざまな原因が考えられます。施工不良によって起きた剥がれの場合、業者によっては保証が受けられるケースもあります。あまりにも早く塗装剥がれてしまった場合には、塗装業者に連絡してみましょう。
経年劣化によるもの
経年劣化による外壁の剥がれは、職人の腕や塗料の種類に関係なく、塗装している外壁には必ず生じる現象です。経年劣化によって塗膜が劣化すると、外壁塗装の剥がれが生じてきます。塗装をどのくらいの期間で剥がれが始まるかは、塗料の種類や環境、住宅の立地条件によって異なります。塗料による耐用年数や価格は大きく異なるため、工事の打ち合わせの段階で塗装業者に相談してみましょう。
乾燥不足
十分に乾燥していなかったことによって塗膜が形成不良になってしまうと、外壁が剥がれてきてしまいます。外壁塗装に使われる水性塗料の成分は、50%以上が水分でできています。その水を蒸発させ、残された女子で塗膜を形成する必要があるため、塗料メーカーの仕様に従った十分な乾燥時間が必要です。
日ごろの掃除が十分でなかった
外壁にカビや汚れが付着していると、外壁材の傷みが進行してしまいます。日ごろから外壁の状態をチェックして、こまめに掃除をしておくと塗料が劣化することを遅らせることができます。強くこすったり、高圧洗浄機を使用したりすると、塗膜が剥がれてしまう場合があるので、柔らかいスポンジで優しくこするように心がけてください。
外壁塗装が剥がれるとどうなる?
外壁の塗膜が剥がれてしまうと、雨水や虫が侵入してしまい、家自体が劣化してしまう場合があります。メンテナンスのタイミングを誤ってしまうと、外壁材自体にダメージが発生し、最悪の場合、建物ごと立て直す必要が出てくるかもしれません。外壁に劣化が見られた場合や、耐用年数が迫ってきた時期になったら、外壁塗装の施工を考えましょう。
外壁塗装がはがれたときの対処法
外壁塗装が剥がれてしまっていたりひび割れしてしまったりしている場合には、自力での修復はほぼ不可能です。一度、付着力が低くなってしまっている塗膜を徹底的にに除去し、再度塗装を施す工事をおよそ二週間ほどかけて行います。手遅れになる前に塗装業者へ連絡して、適切なメンテナンスを行いましょう。
まとめ
いかがでしたか。外壁の塗装が剥がれてしまう原因や、外壁塗装が剥がれてしまったときの対処法を紹介しました。塗装の剥がれは見た目が悪くなってしまうだけではなく、家自体にダメージを与えてしまうということに驚かれた方も多いのではないでしょうか。取り返しがつかないことにならないように、適切な時期のメンテナンスを心がけてくださいね。
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