外壁塗装の色選びに失敗しないために!押さえるべきポイントを解説
外壁塗装工事を依頼する場合、せっかくならこの機会に外観のイメージをガラッと変えたい人も多いのではないでしょうか。色を変えるだけで外観の雰囲気は大きく変わります。思った通りの色合いに仕上げたいところですが、どのように色選びをして良いのか悩みますよね。今回は、外壁逃走の色選びで失敗しないために、押さえておいて欲しいポイントを詳しく紹介していきます。
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仕上がりをイメージする
外壁塗装の色選びで失敗しないためには、しっかりと仕上がりをイメージすることが大切です。しかし、カラーサンプルだけを見ていても、どのような感じに仕上がるかはなかなか予測できません。何故なら、サンプルと同じ色を広い部分に塗ると、薄めの色はさらに明るくなり、濃いめの色は暗く見えてしまうからなのです。
大きなカラーサンプルで確認
実際の仕上がりにより近い状態でイメージするためには、大きなカラーサンプルで確認することをおすすめします。数センチ角の小さなカタログサンプルではなく、A4サイズの塗板サンプルの方が、より近いイメージになるでしょう。カラーサンプルは、蛍光灯の下ではなく、実際に外壁に当ててみて確認する方がイメージしやすくなります。
カラーシミュレーションでイメージ
カラーシミュレーションソフトを使って、全体のイメージをチェックするのも良いでしょう。実際の屋根やサッシなどの色や質感との相性を見ることができるため、失敗しにくくなります。
イメージに近い建物を真似る
イメージに近い建物があるのであれば、実際に見て外壁の色を真似ると、イメージしていたものに近づけることができます。時間があれば、あちこちの家の外観を見て回って、好みの色や組み合わせを見つけて参考にすると、失敗する確率は低くなるでしょう。
サイディングの塗り方
レンガ調や木目調のサイディングの場合は、塗料の塗り方一つでイメージに近いものになったり、安っぽく仕上がったりします。サイディングへの塗装で失敗しないためには、色を塗り分けたり、クリア塗装にすると良いでしょう。
2色で塗分け
2色使いされたサイディングに塗装する場合、塗料も2色で塗分けすることをおすすめします。少しコストがかかりますが、サイディングの凹凸で色を塗り分けてみるだけで、新築同様の仕上がりになります。
クリア塗装をする
サイディング自体あまり劣化が進んでいなければ、上からクリア塗装をすることでイメージが崩れにくくなります。サイディングの色をそのまま生かすことになるため、自宅を新築した当初のイメージに近い仕上がりになるでしょう。
高級感漂う色を選ぶ
外壁にあまり予算を取ることができないのであれば、グレー、ブラウンなどといった高級感漂う落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。明るい色を選ぶと安っぽく見える可能性があるため、カラーサンプルなどを見ながら調整してみてください。
西日による色焼け
建物の西側の外壁は、日当たりが良い分、紫外線の影響で色焼けしやすくなります。外壁の色選びを間違えると、他の面の外壁と比較して色の違いが目立ってしまう可能性があります。
ダークカラーを避けて
日当たりが良い場所にある建物の場合は、ダークカラーの塗料を避けることをおすすめします。ダークカラーは色焼けが目立ちやすくなるため、日差しの強い場所でなるべく劣化が気にならないようにするには、明るい色を選ぶと良いでしょう。
汚れが目立ちやすい
雨風の影響を受けやすい外壁は、選んだ色によって汚れが目立ちやすくなります。塗装工事が完了した時点ではきれいな仕上がりになっていても、日が経つにつれて、汚れが悪目立ちすることがよくあるのです。
汚れが目立ちにくいカラーを選ぶ
汚れを目立たなくするには、建物や周囲の家との調和を取りつつ、落ち着いたカラーを選ぶことをおすすめします。外壁の汚れは建物全体の印象を落としてしまう可能性があるため、仕上がりのイメージも重要ですが、ある程度劣化した時点でのイメージも注目しておくと、色選びの失敗が少なくなります。
近所との調和も大切
好きな色の外壁に仕上げても、近所との調和が取れていなかったら、変に目立ってしまうことがあります。ご近所トラブルにはならないにしても、目立つカラーだと周辺の景観を損ねてしまう可能性があります。できれば、好きな色の中で、近所との調和がとれる色を選ぶことをおすすめします。
外壁塗装の色選びはこだわり強くしっかりと
外壁塗装の色選びは、いろいろと考えなければいけないことが多く、簡単そうに見えて以外と決められないことが多いです。フィーリングだけで選んでしまうと、後悔することにもなりかねません。今回の記事を参考にして、こだわり強くしっかりと外壁塗装の色を選んでみてください。
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