ダブルトーン工法の外壁塗装で、家をより新しくおしゃれに見せよう!
外壁塗装には、建物を雨や紫外線から守るというだけでなく、建物のイメージを一新することでおしゃれに見せるという目的があります。そんな素敵な塗装を行いたい人におすすめなのが、ダブルトーンを使った外壁塗装です。ここでは、ダブルトーンの施工方法や、メリット・デメリットを紹介します。
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ダブルトーンを使った外壁塗装について
ダブルトーンとは、数ある塗装方法のうちの1つです。ここでは、どういったものなのか詳しくみていきましょう。
ダブルトーンとは?
ダブルトーンは、2つの色を塗り重ねて外壁塗装を行う方法で、「2色塗り」と呼ばれることもあります。ダブルトーンの基本は、凹部分を含めた全体に暗めの色をのせ、凸部分に明るい色をのせることです。そうすることで、壁に立体感が生まれ、高級感を演出することが可能です。
ツートンとは違うの?
ダブルトーンとよく間違われやすい塗装方法がツートンです。ツートンは、家の場所によって色を分ける工法です。たとえば、一階部分はグレーにし、二階部分はブルーにするなど、色のコントラストを楽しむ塗装方法です。
ダブルトーンの施工方法について
ここでは、具体的なダブルトーンの施工方法についてみていきましょう。
施工方法
まずは、下塗り剤のシーラーを塗ります。次に、中塗り1回目として、毛丈の長いローラーを使ってベースとなる濃い部分の色で全体を塗っていきます。さらに、2回目の中塗りとしてベースとなる同じ色を再度塗ります。最後に、上塗りとして、毛丈の短いローラーを使って、凸部分だけを塗っていきます。このように、ローラーの毛丈をうまく調節することで、凹凸の立体感を表現することが可能です。
向いている外壁と向いていない外壁
ダブルトーンが向いているのは、凹凸のある石積み調の壁や、レンガ、タイルなどのサイディングです。一方で、それ以外の壁は凹凸がないため、うまくダブルトーン施工に仕上がらないため注意が必要です。
ダブルトーンのメリット&デメリット
ここでは、ダブルトーンのメリットとデメリットについてみていきましょう。
メリット
ダブルトーンを取り入れる一番のメリットは、やはり高級感のある雰囲気に仕上げられることです。凹凸を塗装で表現できるため、より立体感を表現できます。人とはちょっと違ったおしゃれな家に仕上げたいという方におすすめです。
また、ダブルトーン工法では、塗装回数が通常よりも増えるため、耐久性が増すというメリットもあります。さらに、2色を使用しているため、汚れや傷が目立ちにくいというのもポイントです。とくに、古くなってきて外壁の見た目が悪くなってきたという時にこそダブルトーンを取り入れることで、しっかりと汚れをカバーしてくれるはずです。
デメリット
ダブルトーンにすることで考えられるデメリットとしては、塗装費用が高くなることがあげられます。施工に手間と時間がかかるというだけでなく、必要な塗料の量も増えるため、通常の塗装に比べるとコストがかかる傾向にあります。
できるだけ費用を抑えたいという方は、ツートンカラーで一階と二階を塗り分け、そのどちらかだけにダブルトーンを取り入れるのがおすすめです。そうすることで、全壁面をダブルトーンにするよりも、費用を抑えることが可能です。
まとめ
今回は、外壁塗装の中でも、とくに人気を集めているダブルトーンについて紹介しました。名前が似ているものの、ツートーンとは全く異なる工法であることがお分かりいただけたでしょうか。ダブルトーンには、高級感のある仕上がりにできるというだけなく、耐久性を高め、汚れや傷を目立たなくするというメリットがあります。外壁塗装を検討している方は、ぜひダブルトーンを上手に取り入れてみてください。
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