外壁塗装で防カビができる!注意点やカビ対策をご紹介
家の外壁にカビが生えてしまっては、見た目が著しく悪くなってしまいますよね。この記事では外壁にカビを発生させない方法や、外壁塗装で防カビを行う場合の注意点を紹介します。外壁にカビが発生してしまうとさまざまなデメリットが生じるため、予防しておくに越したことはありません。大切な住まいをカビから守りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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防カビ塗料とは
防カビ塗料とは、カビの発生や繁殖を抑えてくれる効果を持つ塗料のことです。高圧洗浄や薬剤によってカビを根絶した場所に塗ることで、高い効果を発揮します。昔は重金属を含んだ製品もあったのですが、現在の防カビ塗料は、天然系成分を使用した有機系のものや、無機系、光触媒系のものなど、人体やペットに影響のない抗菌剤を使用しています。
外壁塗装で防カビは可能?
防カビ塗料を使って外壁塗装を行うことで、外壁のカビを防ぐことは可能です。一般的なカビ取り剤との大きな違いは、効果を発揮する菌の種類の数です。防カビ塗料を使用した外壁塗装を行っていれば、一般的なカビ取り剤では対応しきれない種類のカビに対しても、長期間高い効果を発揮してくれます。しかし防カビ塗料を使用して外壁塗装を行ったとしても、不衛生にしていると効果が落ちてしまいます。防カビ機能に頼るだけではなく、日頃のメンテナンスにも気を配りましょう。
外壁にカビを発生させない方法は
外壁は雨や湿気などの影響を常に受けている場所なので、カビにとっては好環境です。壁の汚れは、カビの栄養素になってどんどん繁殖してしまうため、蓄積する前にスポンジブラシを使って水洗いを行いましょう。頑固な汚れの場合には高圧洗浄機を使用するのもお勧めです。清潔な環境を保ち、防カビ剤の入った外壁塗装を施すことで、自宅の壁を良好な状態に保つことができるでしょう。
外壁に発生したカビを放置することのデメリット
外壁にカビが発生すると、様々なデメリットが生じます。まず外壁にカビが生えると、住宅の劣化が進みやすくなります。塗膜にカビが発生しているということは、その部分が劣化しているということなので、耐水性が下がっており建物自体に雨水等が染み込みやすくなっています。またカビは繁殖に伴って胞子という種を溶かします。この胞子が人間にとってはアレルギー性鼻炎や咳、目のかゆみなどの原因になってしまいます。最悪の場合呼吸器系の病気につながることもあるので、できるだけカビを防ぎ、快適な居住環境を保ちましょう。
外壁塗装で防カビを行う際の注意点
ここでは外壁塗装で防カビを行う際の注意点を紹介します。防カビ効果を最大限に発揮するためにも、しっかりチェックしておきましょう。
過信しすぎない
家に発生しやすいカビの種類は60種類近くも存在します。防カビ塗料や市販のカビ取り剤を使用しても、対応していない種類のカビが生えていると十分な効果を発揮できません。カビ自体が耐性を持つケースもあるので、日ごろからのチェックや掃除をしておくことも大切です。
既に生えているカビには効果なし
防カビ塗料は、既に入っているカビに対しては効果を発揮しません。バイオ洗浄を行ったり、殺菌効果のある下地調整剤を塗ったりする必要があります。カビの生えている上から防カビ効果のある塗料を塗っても再びカビが生えてきてしまうので、しっかりと根絶しておきましょう。
塗料の耐久性は樹脂の種類で決まる
防カビ成分の強さと、塗料の耐久性は全くの別問題です。塗料自体の耐用年数は、使用されている樹脂の種類で決まります。塗料の持ちを良くしたいのであれば、グレードの高い塗料を使用しましょう。
まとめ
いかがでしたか。この記事では外壁にカビを発生させないための方法や、外壁塗装で防カビを行う際の注意点を紹介しました。自宅内や周りにカビを見たことがある場合は、そこはカビが発生しやすい環境だといえます。外壁塗装で防カビを行い、日ごろの管理を徹底することで、カビから大切な住まいを守ってくださいね。
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