外壁塗装は妊婦さんに悪影響?原因や対策をご紹介
外壁塗装をしようと考えているときに、ご家族の中に妊婦さんがいると少し心配になってしまいますよね。この記事では、外壁塗装工事が妊婦さんに及ぼす影響や、妊娠中に外壁塗装を施す際の対策や注意点を紹介します。大切なお身体と赤ちゃんのためにも、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
この記事を読むための時間:3分
外壁塗装工事は妊婦さんに悪影響?
妊娠中は体がデリケートに変化しているため、さまざまな方向から影響を受けやすくなっています。普段の体ではなんともないことでも、妊娠中においては影響を受けてしまうケースもあります。外壁塗装工事の施工を延期してしまうのも一つの考えですが、すぐに工事を行いたいという場合には、状況や体調に応じた対策をとることで施行することができます。
外壁塗装が妊婦さんに悪影響を及ぼす原因は?
ここでは、外壁塗装が妊婦さんに悪影響を及ぼす原因を紹介します。
騒音がストレスに
お腹で赤ちゃんを守っているので、妊婦さんはあらゆる物事に敏感になっていますよね。外壁塗装では、足場の設置や解体時など、大きい音が続いてしまうこともあります。室内にいると音の大きさがストレスになってしまい、母体や赤ちゃんに影響を与えてしまうかもしれません。
シンナーの臭い
シンナーの匂いが、人体やお腹の中の赤ちゃんに影響してしまう可能性があります。シンナーを含んだ塗料を使用した場合、人によっては目や肌などのかゆみ、鼻水や湿疹など、さまざまな影響を受けてしまいます。またコーキングの匂いに関しては体に直接健康被害があるわけではありませんが、匂いに敏感になっている妊婦さんには少し辛いかもしれません。
妊娠中に外壁塗装を行うときの対策と注意点
妊娠中に外壁塗装を行うときの対策や注意点を紹介します。状況に応じた対策をとっておくことで、問題なく施行できるケースもあります。ぜひチェックしてみてください。
別の場所で過ごす
最も良い対策は、工事を行っている期間中は別の場所で過ごすことです。騒音やシンナーによる影響を全く受けずに過ごすことができます。工期に合わせてホテルをとってしまうことが一番ですが、予算的に厳しい場合には工事を行っている時間だけでも外出することをおすすめします。
水性塗料を使う
塗料に含まれている有機溶剤(シンナー)は、人体に悪影響を及ぼしてしまいます。有機溶剤が含まれない水性塗料を使用することで、体への負担が大きく軽減されるでしょう。塗装業者に妊娠していることを話しておけば、塗料の種類を含めさまざまな場面で適切に対応してもらえるので、必ず相談しておきましょう。塗料を変更する場合は、金額が変わってくる可能性もあるので、早めに伝えておいてくださいね。
マスクをつける
妊婦さんに限ったことではありませんが、家の中や家の近くにいる時間は、必ずマスクを着用しましょう。普通のマスクでも、有機溶剤を吸引しないための対策になりますが、有害物質を防ぐ特殊設計が施されたタイプのものをおすすめします。母体のためにもお腹の赤ちゃんのためにもマスクの着用は必須です。
換気を万全に
外壁塗装の工事中は、窓を締め切っている場合が多いと思います。しかし全く換気を行わず、空気がこもってしまうのも良くないため、工事をしていない側の窓を少しの間でも開けて、換気を行いましょう。サーキュレーターや扇風機を使用し、外に向けて換気を行うことをおすすめします。工事をしている反対側の窓であっても匂いが入ってきたと感じた場合には、直ちに窓を閉めて換気を中止してください。
まとめ
いかがでしたか。外壁塗装工事が妊婦さんに及ぼす影響や、妊娠中に外壁塗装を施す際の対策や注意点を紹介しました。場面に合った対策をとっていれば、問題なく外壁塗装工事を行えることもありますが、一番大切なのは、お腹の中の赤ちゃんとお母さんの身体です。妊娠中はいつも以上にデリケートなので、体調と相談しながら無理のない計画を立ててくださいね。
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