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外壁塗装でよくある手抜き工事とは?見破るためのポイントを伝授

手抜きせずに細部まで塗装する工事業者

 

外壁塗装工事をしてもらったのに、数年も経たないうちに塗装が剥がれ落ちてしまった…。外壁塗装には、そのような手抜き工事のトラブルが多いことはご存知でしょうか。せっかくお金をかけて工事をするなら、手抜き工事をされないようにしたいものです。今回は、外壁塗装の手抜き工事を見破るためのポイントについて詳しく紹介していきます。

この記事を読むための時間:3分

なぜ外壁塗装に手抜き工事が多いのか

外壁塗装に手抜き工事が多いのは、何故なのでしょうか。実は、塗装工事は作業工程が細かいため、素人ではわかりにくい部分で工程を飛ばしても、見た目にはわからない状態で仕上げることができるからなのです。

 

中には、外壁塗装を依頼した業者にその気がなくても、さらにそこから仕事をもらった下請け業者が利益を出すために手抜きするケースも稀にあります。契約から塗装工事まで同じ業者が行うのであれば問題はありませんが、下請け業者が入る場合はよく確認しましょう

外壁塗装の手抜き工事を見破る6つのポイント

ではここで、外壁塗装での手抜き工事を見破るための6つのポイントについて詳しく見ていくことにしましょう。

外壁洗浄

まずは、外壁洗浄が丁寧に行われているかをチェックしましょう。外壁塗装工事をする前には、しっかりと外壁の汚れを落とさなければなりません。外壁に付いたゴミや汚れをきれいに落とすことで、塗料と外壁の密着度が高くなり、精度の高い塗膜を作ることができるのです。

 

通常、しっかりと外壁洗浄をするには、1日はかかってしまいます。外壁洗浄の工程を飛ばしていたり、短時間で済ませたりすると、手抜き工事の原因になってしまいます。

下地処理・補修

きれいな外壁塗装に仕上げるには、外壁の下地部分の処理や補修の工程も重要です。塗料がきれいに密着するようにするためには、外壁のひび割れやコーキングの剥がれを補修する、サビを落とすなどして、外壁素材の表面を滑らかにしておく必要があります

 

工事が始まってからでは、下地処理や補修作業を行っているかどうかが分かりづらくなるため、契約前に下地処理に関する作業工程の確認をするようにしましょう。

見積書に記載した塗料の使用

手抜き工事を見破るためには、見積書に記載した塗料が使われているかどうかについてもしっかりとチェックしておくことをおすすめします。業者自身が利益を上げるために、提示した塗料よりもグレードが低く、単価の安い塗料で施工する可能性があるからです。できるなら、工事の直前に、実際に使用する塗料の缶を見せてもらうようにしてください

塗料の計量・希釈

業者が塗料の計量と希釈をしっかりと行っているかも重要なポイントです。外壁に使われている塗料にはメーカーが指定する配合量があるため、正確に計量しなければ塗膜が剥がれ落ちる原因にもなってしまいます。塗装する前に、しっかりと塗料を計量して希釈を測っているかどうか確認してみましょう

塗装回数

外壁塗装では、塗料に応じて塗装回数が決まっています。下塗り・中塗り・上塗の合計3回の工程を行うよう指定するものがほとんどです。決められた回数で塗装しなければ、塗膜の効果が落ちてしまいますし、耐用年数も短くなってしまいます。事前に作業工程を確認するか、実際の塗装回数を見ておくことをおすすめします。

乾燥時間

塗料をしっかりと密着させるには、メーカーが指定する乾燥時間を守る必要があります。乾燥しきっていない状態で次の工程に進むと、塗膜にひびが入ってしまったり剝がれ落ちたりする可能性が高くなるからです。乾燥時間は、気温や湿度にも大きく影響するため、雨の日が続いたり、湿気の多い時期の工事の場合は、注意しておくようにしましょう。

外壁塗装の手抜き工事をされないためにしっかりチェックしよう

外壁塗装には細かい工程が多いため、工程を飛ばしたり一つひとつ丁寧に行わなかったりすると、仕上がりが不十分のまま工事が終了してしまうことになります。しっかりと工事を行ってもらうためには、業者からこまめに報告してもらったり、作業の様子を写真に残してもらうようにお願いしたりすると良いでしょう。今回の記事を参考にして、手抜き工事かどうかをしっかりと見抜くようにしてください。

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