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屋上の防水工事をDIYするときにおすすめの工事とその注意点

DIYでの屋上塗装の準備

 

建物屋上の防水工事は、比較的DIYしやすい場所と言えます。特に陸屋根と呼ばれる平らな屋上であれば、作業がしやすいですよね。この記事では、屋上の防水工事をDIYする際の注意点とおすすめの工法などを紹介します。

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屋上の防水工事は4種類

屋上の防水に適した4種類の工事を紹介します。それぞれに特徴があります。

シート防水

あらかじめ成形したシート状の防水材を張り重ねる工法です。凸凹などの下地状況にさほど影響されずに施工することができます。しかし、経験者以外ではシートの継ぎ目を仕上げることが難しく、綺麗に重ねないと防水の効果を発揮しにくくなります。

アスファルト防水

こちらは、強度が強く長持ちする特徴があるので、屋上でも人や車などの通行がある場合に多く用いられています。バーナーなどの特殊な器具が必要で、ある程度経験がないと仕上がりに差が出てしまいます。あまりDIY向きとはいえません。

FRP防水

ポリエステルの樹脂をガラスマットに合わせて張り、その上から保護塗装(トップコート)で仕上げる工法です。軽量で強い防水層を作ることができます。駐車場にも採用されていますが、保護塗料の耐用年数が比較的短期(約5年)なので、定期的な塗り替えが必要となります。

ウレタン防水

ウレタンで出来た液状の防水材を、刷毛やローラーで塗る工法です。塗装をするように作業できるので、初心者や未経験者に向いている工法といえ、耐用年数は8~10年程度です。

DIYするならウレタン防水がおすすめ

上述の工法で屋上のDIY防水をするなら、断然「ウレタン防水」がおすすめです。材料もホームセンターなどで揃い、手間もかからずに施工でき、塗装をする感覚で作業が出来るからです。他の工法では、どうしても技術による差が出てきやすく、経験者以外はDIYにはあまり向いていません。

ウレタン防水の注意点

ここでは、ウレタン防水をDIYする際の注意点を紹介します。

破損や劣化の有無

まず、屋上を隈なく点検して破損や劣化の有無や具合を調べましょう。それは、破損などがあった場合、先にその部分を補修しなくてはいけないからです。屋上表面に破損や劣化が見られる場合には、業者に任せるか工事を控えることも視野に入れましょう。

汚れを取り除く

防水塗料を塗る表面が汚れたままだと、ムラの原因となったり、後になってひび割れや亀裂が入る元になりかねません。掃除する際には、ブラシなどできつく擦ると傷がつく恐れがあるので注意しましょう。

均一に塗る

基本的に、厚く塗り重ねることで防水効果や耐久性は高まります。ですが、ただ分厚く塗ればいいものでもなく、均一に塗る必要があります。一見簡単なようですが、実は高い技術が必要な作業なのです。

屋上防水工事をDIYで行うメリット・デメリット

防水工事をDIYするメリット・デメリットを紹介します。

メリットはコストを抑えられる

コストを抑えられるのはDIYにおいて、最大のメリットになります。掛かる費用は材料費のみで、人件費などは当然掛かりません。

デメリットはクオリティや防水維持期間の差

職人が施工した防水工事と比べると、クオリティーの差は歴然です。防水のクオリティーは防水維持期間、更には建物の寿命にも直結する為、費用対効果などを見極める必要があります。

業者に任せてみるのも選択肢

屋上は、建物の屋根の代わりを果たしており、常に紫外線や雨などに晒されており、防水において重要な箇所だとも言えます。コストを取るか、クオリティーを取るかは重要ですが、見積もりや相談だけでも業者に依頼してみるのも選択肢としておすすめします。

DIYなら安く済むが、クオリティ重視ならプロに

ここまで、おすすめのDIYや作業時の注意点を紹介してきました。コストを抑えて安価に済むことが魅力ですが、そもそもの防止効果を発揮して持続しなければ、かえってコストが掛かってしまう場合もあります。

 

クオリティーを重視するのであれば業者に任せてみましょう。

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