外壁が傷んできたためリフォームを検討する場合、どのように業者を選んでよいのか悩みますよね。できれば、トラブルがなく、丁寧に対応してくれる外壁塗装業者を選びたいところでしょう。今回は外壁塗装における業者の選び方について、ぜひとも押さえておきたいポイントを詳しく紹介していきます。

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外壁塗装業者を選ぶときに押さえておきたいポイント

数ある外壁塗装業者の中から安心して任せられるところを選ぶためには、次の5つのポイントを押さえておくことをおすすめします。

建設業許可・各種資格の有無

まずは、業者の信用度をみるために、建設業許可を受けている業者や塗装技能士などの資格を保有する従業員がいる業者かどうかを確認するとよいでしょう。実は、外壁塗装を行うために、国・都道府県の許可や資格を保有する必要がないのです。そのため、技術や実績がなくても、誰もが外壁塗装業者になれるのです。

建設業許可は500万円以上の工事を施工するために必要であり、外壁塗装の工事ではそれほど高い金額にはなりませんが、国または都道府県の許可を得ている業者であれば信用度が高くなります。国家資格である塗装技能士、特に一級塗装技能士を持つ従業員が施工するのであれば、技術も実績もあるため、信頼して任せることができるでしょう。

見積内容の詳細確認

外壁塗装業者に見積もりを依頼した場合は、内容をしっかりと確認しましょう。項目欄に「塗装工事一式」などと曖昧な記載をしてくる業者は、できるだけ避けてください。使用する塗料の種類やメーカー、缶数、塗装面積といった材料に関する項目のほか、足場架設・撤去、外壁洗浄、下地処理など施工に関する項目について、細かく分かりやすく記載している業者であれば、信頼してもよいでしょう。

保険の加入・保証条件の充実度

外壁工事後にも安心して対応してもらうためには、業者向け保険の加入状況や保証条件の充実度も重要になってきます。「建設工事保険」「請負業者賠償責任保険」といった保険に加入している業者であれば、外壁工事中に発生した建物の損壊や盗難などの被害に遭っても、保険の補償対象となるケースがあります。

工事後の保証期間や、施工不良による無償対応など、アフターフォローがしっかりと設定されているかどうかも事前にチェックしておきましょう。

施工実績の件数・内容

外壁塗装業者のこれまでの施工実績件数や内容についても確認しておくと安心です。業者のホームページを見れば、施工実績についてある程度把握することができます。過去の詳細な施工事例や利用者の感想などが掲載されていれば、細かくチェックしておくことをおすすめします。知り合いや近所など、身近で利用した人がいれば、実際の感想を聞いておくのもよいでしょう。

営業担当者の対応

業者の営業担当者の対応も重要です。難しい専門用語ばかり並べて分かりにくい説明をする担当者だと、業者の有利になるように話を持って行く可能性がありますし、依頼する側の要望を聞き入れてくれないかもしれません。一つひとつ丁寧に依頼主に寄り添うような説明をしてくれる担当者であれば、安心して任せることができるでしょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

外壁塗装工事をする場合には、必ず複数の業者に見積もりを依頼するようにしてください。一社しか見積もりを取らなかった場合、提示された価格が適性かどうかを見極めにくくなるからです。複数の業者から見積もりを取れば、おおよその費用相場や適正な工事内容について把握することもできます。最低2、3社の見積もりを取って、しっかりと判断してください。

安心して任せられる外装塗装業者を選ぼう

トラブルなく満足のいく外壁塗装工事を依頼するなら、業者の選び方が重要になります。そのためには、妥協することなく納得して任せることができる業者を見極めなければなりません。今回の記事を参考にして、安心して任せることができる外装塗装業者を選びましょう。