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外壁塗装では油性塗料にする?水性塗料にする?違いや選び方をご紹介

外壁塗装を行う上で、油性か水性か塗料を選んでいるところ

 

外壁塗装に使用する塗料を選ぶ際に、油性塗料にするか水性塗料にするかで迷ってしまった経験はありませんか?とくに最近では、色々な機能性塗料が登場しており、その選び方がより難しくなっています。そこで今回は、油性塗料と水性塗料の違いや選び方を紹介します。

この記事を読むための時間:3分

油性塗料と水性塗料のメリット・デメリットが知りたい!

油性塗料とは塗料をシンナーなどの溶剤で溶かしたもの、水性塗料とは塗料を水で溶かしたものを表します。ここでは、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。

油性塗料のメリット・デメリット

油性塗料のメリットは、長持ちしやすいという点があげられます。また、ツヤのある美しい状態を保ちやすい上に、低温でも乾燥させやすいという魅力もあります。一方で、臭いが強いため、周りに迷惑がかかりやすいというデメリットもあります。また、価格の面から見ても、水性塗料に比べると価格が高い傾向にあります。ツヤを出しやすい反面、ツヤ消しはできないため、マットな外観にしたいときには向きません。

水性塗料のメリット・デメリット

水性塗料のメリットは、臭いが少なく、周りの住民に迷惑がかかりにくいという点があげられます。また、油性塗料に比べると、価格がおさえられるのも大きな魅力です。

 

デメリットとしては、油性塗料に比べると寿命が短く、ツヤが落ちやすいという点があげられます。また、低温が続いたり、雨が多いと塗りづらいため、環境に左右されやすい塗料でもあります。また、下地の材料によっては使用できないケースも多くあるため、事前に確認が必要です。

油性塗料と水性塗料の違いについて

ここでは、油性塗料と水性塗料の違いについてさまざまな観点から、より具体的に比較していきましょう。

耐久性

耐久性という面では、油性塗料の方がより耐久性が高くなっています。具体的には、水性アクリル塗料の耐用年数が1〜3年であるのに対し、アクリル油性塗料の耐用年数は3〜5年となっています。とはいえ、水性だから絶対に耐久性が劣るというわけではありません。最近では、耐久性を高めた水性塗料も増えたため、使用する塗料の情報をよく確認することが大切です。

費用

油性塗料の方が水性塗料よりも高くなる理由としては、塗料を薄めるシンナー代が必要になることがあげられます。たとえば、同じくらいのグレードの塗料を比較した場合には、相場費用が10万円~20万円ほど高くなります。

臭いや環境への影響

水性塗料は、嫌な臭いが少ないというだけでなく、環境にも優しいというメリットがあります。油性塗料に使用するシンナーは、臭いがきつい上に、環境に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。最近では、環境に優しい水性塗料の開発がより進められています。

油性塗料と水性塗料はどちらを選ぶべき?

水性塗料の開発が進んでいるとはいえ、やはり現時点では耐久性や汚れにくさという面では油性塗料の方が優れています。ツヤをしっかり出したい、汚れにくい家を維持したいという場合には、油性塗料を選ぶのがおすすめです。また、紫外線が直接当たる場合には、外壁の劣化スピードが早いため、油性塗料を選ぶのがよいでしょう。

 

一方で、シンナーの臭いが苦手であるという方や、周りへの影響を最小限にしたいという場合には水性塗料を選ぶのがおすすめです。とくに、家族に赤ちゃんや妊婦さんがいらっしゃるご家庭の場合には、水性塗料を選ぶ方が安心です。また、サイディング直張り工法である場合や、外壁の劣化が進んでいる場合にも、水性塗料の方が適しています。

まとめ 

今回は、外壁塗装の中でも、油性塗料と水性塗料の違いについて、それぞれの特徴をふまえて紹介しました。どちらにも、メリット・デメリットがあるため、家のタイプや状況に合わせてもっとも適切なものを選ぶことが大切です。外壁塗装の施工を担当してくれるプロの業者に相談しながら、納得のいく塗料を選びましょう。

 

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